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結城貴史 田辺桃子 尾野真千子

モン・コンフィアード ブボイ・ビラール 
ルー・ヴェローソ レスリー・リナ
ミゾモト行彦  P-san 鈴木さくら
マニー・パッキャオ(特別出演)

監督:結城貴史

エグゼクティブプロデューサー:手塚高弘 吉村和文│
共同プロデューサー:山田晴輝 相羽吉春 小野塚和馬 大澤裕一 的場義春 田島直英 丸山宏之│
アソシエイトプロデューサー:ジュン・J・ロペス 中澤紀之│プロデューサー:齊藤リナ 結城貴史│脚本:倉田健次│撮影:池田圭│
照明:松本竜司│録音:茂木祐介│メイク:ぺぺ・パラディニ│衣装:袴田知世枝 ウィン・アリーナス│美術:ダン・フェルナンデス│
制作担当:ノエル・デ・レオン│編集:高木聡│DIT:太田黒哲│音楽プロデューサー:大村哲也│音楽Co.プロデューサー:稲葉豊│
音楽:towada(JiLL-Decoy association) & 中村恵介
制作プロダクション:KURUWA.LLC(曲輪合同会社)│配給:マジックアワー
2024年/日本・フィリピン/カラー/シネマスコープ/5.1ch/117分
©2023DitO製作委員会 Photo by Jumpei Tainaka

7.26 FRI
ヒューマントラストシネマ渋谷
ほか全国順次公開

Trailer

Introduction

世界中から
絶賛声続々‼

『DitO』とはフィリピンの
タガログ語で
ここ=here の意。

日本に妻子を残し、異国の地・フィリピンで再起をはかるプロボクサー神山英次。
ある日、神山の前に一人娘の桃子が現れる。再会した父と娘は衝突しながらも徐々に親子の絆を深めていく。
そんな中、40歳を迎えた神山に、ラストチャンスとなる試合の話が舞い込んでくる──。

日本×フィリピン合作映画『DitO』の主演・監督をつとめるのは、2001年NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で俳優デビューし、2011年に映像制作会社KURUWA.LLC(曲輪合同会社)を設立、数多くの映画やMVを制作し近年では国内外でプロデュース作品を手掛けている結城貴史。俳優としてもディズニープラスで独占配信中の田中泯主演オリジナルドラマ「フクロウと呼ばれた男」(4月24日配信開始)の主要キャストに名を連ねるなど多岐にわたって活躍。初の監督作品となる本作では、落ちぶれても前を向き続け奮闘するボクサーを全身全霊で体現する。生き別れた父を探しフィリピンにやって来る娘の桃子には高い演技力が評価され、4月期新ドラマ「お迎え渋谷くん」で主演・京本大我(SixTONES)のヒロイン役を射止めるなど、めざましい活躍をみせる田辺桃子。また、神山の妻ナツには、2024年前期NHK連続テレビ小説「虎に翼」の語り役などTVドラマや映画と話題作への出演が相次ぐ尾野真千子が好演。
異郷で、今を生きるための居場所=「DitO」を求め、紡がれる“親”と“子”の絆と成長を描く圧巻の人間ドラマ。

Interview

監督・結城貴史 ×
プロデューサー・齊藤リナ

——まずは本作の企画がスタートした経緯から教えてください。

結城 主演作品『オボの声』の役作りで始めたボクシングを今でも継続して続けているのですが、2017年に本作『DitO』とは別の企画でフィリピンに滞在した時に、せっかくボクシングの本場に来たのだから合間にトレーニングをしようと思い現地のジムに通わせて頂く事になりました。それが本作の舞台になったパラニャーケ市のエロルデジム(1960年代に活躍したボクサー、ガブリエル“フラッシュ”エロルデゆかりの名門ジム)でした。そこでジムの若いボクサーたちと一緒に練習をしたり、時にはボディガードのようなことをしてもらったりと行動をともにする中で、彼らの姿を映画にしたいと思うようになりました。
フィリピンではボクシングが貧困から抜け出して夢を叶える手段の一つになっていて、エロルデのような有名なジムのトライアウトに合格すると、生活場所と食事が保障されます。フィリピン中からエロルデジムに集まってくる若いボクサーたちがどんな思いで日々戦っているのかに興味が湧きました。彼らの放つエネルギーに惹かれ、一緒に熱い作品を共に作りたいという思いが強くなっていきました。

——ロケ地についてお聞きします。マニラの高層ビル群と低層地域のコントラスト、入り組んだ路地、色鮮やかな山沿いの街、海辺ののどかな風景などがとても印象的ですが、どのような観点で選ばれたのでしょう?

結城 メインの舞台はマニラ首都圏内のパラニャーケです。エロルデジムを中心に、ボクサーたちがリアルに生活している場所で撮影しました。登場する下宿所、プール、桃子が働く飲食店などもエロルデジムがジム内で運営する施設です。
神山家の思い出の場所であるバギオは、韓国の甘川文化村、メキシコのグアナファトと並んで有名なカラフルな街並みがあると聞いて見に行き、撮影隊の移動やコストなどを考えると厳しい場所(マニラから車で約6時間)ではあったのですが、ここしかないと思いました。黄色のインスピレーションもこの地で産まれました。またジョシュアの地元のシーンは、ミンダナオ島にあるマニー・パッキャオの故郷、ジェネラル・サントスで撮影しました。
ロケ地の選定も含め、フィリピンの描き方が表面的にならないことが重要だったので、彼らとの生活を大切に、シナハンとロケハンに1年半くらいかけました。
齊藤 フィリピンに対して日本人の多くが抱いている「怖そう」「貧しそう」といったイメージを変えたいと言う思いもありました。マニラの中心地は銀座や新宿より都会的ですし、反対にビーチはセブ島のようなところばかりではありません。高層ビルとスラムの対比は私たちが初めてフィリピンに行った時に衝撃を受けた光景の一つですが、大変そうに見える境遇の人たちも実際に話すと、彼らの明るさや強さに感銘を受けることが多かったです。

——次にキャスティングについて教えてください。主人公の娘と妻役に田辺桃子さん、尾野真千子さんを起用した理由は?

結城 田辺桃子は彼女が子供の頃から知っていて、演技について悩んでいる姿もずっと見てきました。その時から感じていた彼女自身が持つ、“憂い”を自分の作品で活かせると思い、今回の出演をお願いしました、親子役をいつかやろうと本人とも約束してましたしね(笑)、尾野真千子も長年の友人で、全幅の信頼を置いている役者です。初監督作品を創る上で絶対に不可欠だったのできっちりスケジュールを調整し出演を依頼しました。ただ友達すぎてお願いするのは変に緊張しましたが…(笑)

——フィリピンのキャストとはどのように出会ったのでしょう?

結城 フィリピンでは有名無名問わず基本的にオーディションで配役が決まるらしく、フィリピン側のキャスティングディレクターが声をかけたところ、たくさんの俳優がオーディションに参加してくれました。
シシ役のモン・コンフィアードはオーディションの最初に出会い、一目で惹きつけられました。彼が有名な俳優であることは後から知ったのですが、オーディションでは他の役の相手役まで買って出てくれて、ベテランでありながらこれほど謙虚で信用できる人はいないと思いました。
アナリン役のレスリー・リナは、演技の経験は少なかったのですが、日本語のセリフを唯一台本を持たず、オーデションに臨んでくれました、その姿勢に心を打たれました。
ジムオーナーのタマゴン役のルー・ヴェローソは映画を観ていただければわかる通り、シリアスとコメディ演技のメリハリが素晴らしく、お会いした瞬間からタマゴンでした(笑)
全員、日本語・タガログ語の通訳を介してのオーディションでしたが、表情と、感情を表現しすぎない芝居に惹かれました。
唯一のオファーをお願いしたジョシュア役のブボイ・ビラールはパッキャオの伝記映画『キッド・クラフ〜少年パッキャオ』でパッキャオ役を演じたのを拝見していてとても繊細で、ジョシュア役は絶対に彼に演じて欲しかったのですが、ドラマのスケジュールと重なってしまい、かわりにボクシング経験のない人をキャスティングせざるを得ない状況になりかけましたが、最終決断ギリギリのタイミングでスケジュールがクリアになり出演が決まりました。彼以外、ジョシュアの選択肢はなかったので、あの時のドキドキを忘れることはないでしょう。

——そして神山を奮い立たせるベテランボクサーのガブリエル役として、フィリピンの英雄で元世界チャンピオンのマニー・パッキャオが登場します。どのように実現したのでしょう?

結城 僕たちのフィリピン滞在中に世界タイトルマッチを控えたパッキャオ氏がエロルデジムにトレーニングに来ており、僕は後ろの方で練習を見ていたのですが(それだけでも凄いことなのですが)、気づいたらリナプロデューサーがコーナーポスト近くのパッキャオの関係者の中に紛れ込んでいて(笑)パッキャオがコーナーに近づいた隙に「日本とフィリピンの若いボクサーの架け橋になりたい」とアピールするという、僕には考えられない行動に出ました。そこから3年の歳月をかけて関係性を構築していきました。

齊藤 私はこの映画の企画を立ち上げるまでボクシングに詳しくなく、パッキャオの存在も知らないくらいだったのですが、エロルデでボクサーたちに出会って、彼らがリングに上がるまでのストーリーに衝撃を受けたんです。全国の10代がジムにやって来て、ある期間ボクシングに集中し、その中の一部が世界に出て、儚く散っていく。リング上での試合を見るだけでは知り得なかった、彼らの人生をかけた戦いに感動しました。その彼らに夢と希望を与え続けている存在がパッキャオであることを知り、この映画には絶対パッキャオが必要だと思いました。
とはいえ簡単に会える人ではないので、知り合いを通じて何度もアプローチし、ついにラスベガスでの試合に呼んでもらえる段階まで行ったのですが、映画への出演をOKしてもらうまでにさらに時間がかかりました。その後も一度OKと言ったからといって承諾したことにはならないと振り出しに戻ったり、周囲の人たちに振り回されたりとさまざまな出来事があり、撮影日は確定し進んでいるのに、最終出演確定をしたのは撮影直前でした(笑)

——結城監督は今回が初監督で主演俳優、プロデューサーでもありますが、すべての役割を担うのは大変だったのでは。

結城 もともと僕は仲間と映画を作りたくて2011年に制作会社を立ち上げたのですが、本作の脚本の倉田(健次)さん、編集の高木(聡)さん、撮影の池田(圭)さんは普段は監督として活動していて、僕が一緒に仕事する中で「この監督の脚本/撮影/編集はいいな」と思っていた人たちです。他スタッフたちも全員個々に自分で直接参加をお願いしたメンバー達です。彼らは忖度なく意見を言ってくれて、現場で僕の立場が曖昧になっていると「今は監督なのか、プロデューサーなのか、俳優なのか? どれかに集中しろ」と怒られたりしました。そういう信頼関係があったから作品が成立したと思っています。撮影中は基本、毎回自分でモニターチェックしてOKを出すのですが、あるいくつかのシーンでは、彼らがOKと言うならOKだという安心感がありました。

——本作は日本とフィリピンの合作ですが、合作ならではのメリットや苦労はありましたか。

結城 ハリウッドや日本の大作に多く携わっているフィリピンのプロデューサー、ジュン・J・ロペスにリナが何度もアプローチし、彼の参加によって多くのことが実現しました。フィリピンは日本に比べると物価は安いですが、俳優と技術者の人件費は日本とほぼ同じで、一般的なロケーション費は倍かかります。これは普段ハリウッド映画の撮影を受け入れているからでしょうね、
とはいえ僕たちは エロルデやサンマンボクシングジムが全面協力してくれたり、準備期間で様々な関係性を築いていたので上手くやれたのではないかと思っています、現場交渉していたリナプロデューサーは違うかもしれませんが(笑)

スタッフは日本人とフィリピン人が半々くらいで、最初は言語の違いや、各自の仕事範囲に対する考え方の違いからコミュニケーションが難航することも多かったです。食事と休憩を重視するフィリピンのスタッフから、「日本人は働かせすぎだ」と言われて仕事をボイコットされたこともありました。でもかなり早い段階でお互いに涙を流しながら喧嘩したことでわかり合えて、今でも続く友情を築くことができました。

Cast

Takashi Yuki結城貴史 / 神山英次役

結城貴史 / 神山英次役

1976年3月24日生まれ、宮城県出身。
2001年、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で俳優デビュー。2011年に映像制作会社KURUWA.LLC(曲輪合同会社)を設立し数多くの映画、MVを制作。俳優としては、第1回松田優作賞優秀賞を受賞した『オボの声』(18/齋藤孝監督)で主演をつとめる。ほか主な出演作に『カオサンタンゴ』(20/キム・ボムサム監督)、『越年 Lovers』(21/グオ・チェンディ監督)など。ディズニープラスで独占配信されているオリジナルドラマ「フクロウと呼ばれた男」(4月24日配信開始)の主要キャストの一人として出演。

Momoko Tanabe田辺桃子/神山桃子役

田辺桃子/神山桃子役

1999年8月21日生まれ、神奈川県出身。
2013年~2019年まで集英社「Seventeen」専属モデルとして活躍。俳優としてもテレビドラマ、映画と多くの作品に出演。主な出演作品に『こどもつかい』(17/清水崇監督)、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18/大根仁監督)『犬部!』(21/篠原哲雄監督)、『ラーゲリより愛を込めて』(22/瀬々敬久監督)、『先生の白い嘘』(24年7月5日公開/三木康一郎監督)など。また4月期新ドラマ「お迎え渋谷くん」(関西テレビ)ではヒロイン役を射止めるなど、高い演技力が評価されている。

Machiko Ono尾野真千子/神山ナツ役

尾野真千子/神山ナツ役

1981年11月4日生まれ、奈良県出身。
映画『萌の朱雀』(97/河瀨直美監督)で主演デビュー。2011年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」でヒロインに抜擢。主な映画出演作に『殯の森』(07/河瀨直美監督)、『クライマーズ・ハイ』(08/原田眞人監督)、『そして父になる』(13/是枝裕和監督)、『きみはいい子』(15/呉美保監督)、『千夜、一夜』(22/久保田直監督)、『ハケンアニメ!』(22/吉野耕平)など。主演映画『茜色に焼かれる』(21/石井裕也監督)では第13回TAMA映画賞 最優秀女優賞、第34回山路ふみ子映画賞 女優賞、第43回ヨコハマ映画祭 主演女優賞、第76回毎日映画コンクール 女優主演賞、第95回キネマ旬報ベスト・テン 主演女優賞、おおさかシネマフェスティバル2022 主演女優賞など主要映画賞を多数受賞。2024年度前期のNHK連続テレビ小説「虎に翼」では語り役をつとめる。

Mon Confiadoモン・コンフィアード/ジムトレーナー シシ役

モン・コンフィアード/ジムトレーナー シシ役

1993年以降、300以上ものローカル映画、700以上のTVドラマや番組に出演。2008年エディ・ロメロ監督作品『Faces Of Love』で、アメリカのアカデミー賞と同等に見なされるFAMAS(フィリピン映画芸術科学アカデミー)で最優秀助演男優賞を受賞。舞台俳優として、フィリピン大学(U.P.)劇団「Dulaang U.P.」の代表作「The Trial」で主役を300回以上演じる。ほかフェデリコ・ロルカ「血の婚礼」(”Bodas de Sangre”)で主人公のレオナルド、「ノリ・メ・タンヘレ」(触れるなかれ)、「No Exit」、「Kanser」、「Baclofen」、「Kristo」などの主要な役を演じる。主な出演映画に『Dance of the Steel Bars』、『Behind Enemy Lines』、『Legacy』、『Going Back』、『Soldier Boyz』など多数。公開待機作に映画『HIGH STREET』、『THE FISHER』、タイで撮影された映画『GOLDA』など。国内外で活躍するフィリピンを代表する国際派俳優。

Buboy Villiarブボイ・ビラール/ジムの若きエースボクサー ジョシュア役

ブボイ・ビラール/ジムの若きエースボクサー ジョシュア役

2005年にテレビシリーズ「Goin’ Bulilit」でキャリアをスタートさせ、俳優、コメディアン、MC、歌手と多方面に渡って活躍。子役時代からこれまで「Impostora」(2007年)、「SupahPapalicious」(2007年)、「People vs. The Stars」(2017年)など60以上の出演作品で才能を発揮する。また、2007年から2010年まで国内で最も若いボーイズグループ「Mak and the Dudes」のメンバーとして人気を博す。俳優としては、映画『Kid Kulafu』でマニー・パッキャオを演じ、フィリピンの将来を担う有望な若手俳優として注目される。主な出演映画に『Dyesebel』(2008年)、『Shake, Rattle & Roll X』、『Ang Panday』、フィリピンのドラマには「Zaido: Pulis Pangkalawakan」、「Darna」、「Panday Kids」など。また、ソーシャルメディア総登録数約950万人のフォロワーを持つ大人気YouTuberとしても活動し 幅広い層から人気を集めている。

Lou Velosoルー・ヴェローソ/ジムオーナー タマゴン役

ルー・ヴェローソ/ジムオーナー タマゴン役

1965年1月11日生まれ。フィリピンの俳優、コメディアン、舞台俳優、監督、政治家。『Mga kwento ni Lola Basyang』(1985年)、『Pulis Patola』(1993年)、『Ang Cute ng ina mo!』(2007年)、 『Desperadas 2』(2008年)など、30本以上の人気コメディ映画に出演し、名バイプレイヤーとして広く認知されている。また、『Kabayo kids』(1990年、ロレイガ役)、『Buddy en Sol (Sine ito)』(1992年)、『M & M: The Incredible Twins』(1989年)といった映画にも出演。ハリウッド映画『The Bourne Legacy』や北海道帯広市を舞台にした『SHINUMA DEAD RACE』にも出演し、国際的にも活躍している。

Lesley Linaレスリー・リナ/寮母 アナリン役

レスリー・リナ/寮母 アナリン役

マニラを拠点に主に舞台および独立系映画で活動。「The Winter’s Tale」のハーマイオニー、「Macbeth」のマクベス夫人、「Much Ado About Nothing」のベアトリス、「Taming of the Shrew」のビアンカ、「A Midsummer Night’s Dream」のヘレナなど、数々の舞台演劇で主役や助演を務める。近作に、National Geographicシリーズ「Locked Up Abroad」、フィルアメリカンTVシリーズ「Almost Paradise」でのエピソード作業、地元のフィリピン独立系映画「My Letters to Happy」、「Sakaling Hindi Makarating」、アドボカシー映画「A Thousand Forests」など。さらに、ストーリーテリングとクリエイティブアートを通じて若者に触れ変革を促すことを目指し、Make Believe Productionsのクリエイティブディレクターとしても活躍。

Manny Pacquiaoマニー・パッキャオ(特別出演) /世界チャンピオン ガブリエル役

マニー・パッキャオ(特別出演) /世界チャンピオン ガブリエル役

1978年12月17日生まれ。ボクシングの歴史の中で唯一の8部門の世界チャンピオンであり、12の主要な世界タイトルを獲得しただけでなく、5つの異なる階級で直系チャンピオンシップを獲得した最初のボクサー。また、8つの「グラマー部門」のうちフライ級、フェザー級、ライト級、ウェルター級と4つの主要な世界タイトルを獲得した史上初のボクサーでもある。ボクサーだけの活動にとどまらず、プロバスケットボール選手、テレビ司会者、俳優、実業家と幅広く活躍。政治家としても2010年に初当選を果たし2期連続でフィリピン議会の下院議員を務め、2016年からは上院議員を1期務める。2022年にはフィリピン大統領選挙に出馬。今作が海外映画作品初出演となる。〝Age is Just a Number〟は彼を体現した言葉である。

Staff

Qurata Kenji脚本:倉田健次

映画監督/脚本家/アクティングトレーナー。全世界から受賞者が選出されるサンダンス映画祭「サンダンス・NHK国際映像作家賞」にて『彼女のSpeed』グランプリ受賞。『ピカレスカ~Novela Picaresca~』、『EVERYTIME WE SAY GOODBYE』(共に原作/監督/脚本担当)にて米国アカデミー賞公認・アジア最大の国際短編映画祭「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA」2年連続オーディエンスアワード受賞他、国内外の国際映画祭にてグランプリ多数受賞。長編映画『藍色少年少女~Indigo Children~』全国公開。TVドラマ『ふたりモノローグ』(主演:福原遥。全話の監督/脚本)、TVドラマ『アイカツプラネット!』(シリーズディレクター担当)放映。2022年、2作連続の長編映画『MANKAI MOVIE “A3!”』(監督/脚本)全国公開。2024年、新作映画『十日と永遠』(出演:結城貴史、前田吟 他)が海外映画祭出品中。

Kei Ikeda撮影:池田圭

1979年長野県出身。19歳より独学で映像を学び映画制作を始める。原作・脚本、撮影から編集までを自身で手がける事で作品に一貫性と独自の感覚を反映させ、数々の映画祭での受賞歴を持つ。DitOでもマンチェスター映画祭での最優秀撮影賞が記憶に新しい。現在でも監督とカメラマンを兼任する事は多く、映画やドラマ、ミュージックビデオ、広告作品など、キャリアは多岐にわたる。

Yusuke Mogii録音:茂木祐介

学生時代から音と声と芝居に関わるキャリアをスタート。画のみならず、広告や記録映像、短編映画などに録音、サウンドデザインで多く参加。映画『サマーリフレイン』で結城、池田の両氏と出会い、以降多くの映画、映像作品を共に創っている。近作では『to I』(池田圭監督)、『あいが、そいで、こい』『お別れの歌』(柴田啓佑監督)、『転がるビー玉』(宇賀那健一監督)、『死仮面』(中村優一監督)、『舞倒れ』(横大路伸監督)、WEBドラマ『スーツケース・ジャーニー』『庭には二羽』など。公開待機作に映画『みんな笑え』(鈴木太一監督)。

Pepe Paladiniメイク:ぺぺ・パラディニ

1989年ブラジル出身。2008年日本移住後、独学でヘアメイク/特殊メイク修得。
2014年より東京でヘアメイクとして映画、イベントなどで活動開始。2020年Focus Brazil Awardsにてビジュアルアート受賞。最近の映画作品は 『青春墓場』(21/奥田庸介監督) 、 『Rules of living』(22/ Director Greg Dale) 、『eastbound traffic』 (24/ Director chuck Johnson) ヘアメイク/特殊メイク担当。

Chiyoe Hakamada衣装:袴田知世枝

広島生まれ浜松育ち。幼い頃から祖父の影響で拳銃は俺のパスポートなど日活60年代映画の世界に憧れ、劇場で観た鈴木清順作品の衝撃で映画衣裳の道へ進む事を決める。代表作は恩師である黒澤満のセントラルアーツ製作『ツレがうつになりまして』(11/佐々部清監督)、『さらばあぶない刑事』(16/村川透監督)など多数。近作は『ゴールドボーイ』(24/金子修介監督)。

Satoshi Takaki編集:高木聡

1971年大分県温泉生まれ。学習院大学在学中より、竹内芸能企画に参画。97年からMV・CM ・ショートフィルムなどのディレクションを開始。桑田佳祐、B‘z、スキマスイッチ、斉藤和義、クラムボン等数々のアーティストのMVを手がける。MVの中でも物語のあるものを多く作り、曲尺を超えるショートフィルム的な異色の作品を残している。08年からこれまでに3本の長編映画を劇場公開している。

Jumpei Tainaka写真:JUMPEI TAINAKA

ドイツ・デュッセルドルフを拠点に東京のアトリエを半年ごと行き来している写真家・アーティスト。年間250日以上の旅をしながらNowhere. But now hereを体現。世界の有り様と心の世界を写真で表現している。2022年からは写真を使った舞台の演出も始め、ベルリンや日本において舞台作品としてのインスタレーション作品を発表している。2020年イタリア・シエナでのCreative AwardsにてArchitecture部門にて写真作品の受賞、翌年はAbstract部門にて。他欧米にて受賞作品多数。写真集「Undine」「田辺桃子1st Art book / Meld with the wind - Towards the deep bule」

Jill-Decoytowada (drums) from JiLL-Decoy association (通称 : ジルデコ)

2006年メジャーデビュー。ジャズ/ポップス/ロックをベースにしたオリジナリティあふれる楽曲、その楽曲を彩る愛に満ちあふれた歌が多くのファンを魅了している。父は物理学者、母は音楽教師である厳格な家庭に育ち、6歳からクラシックピアノの教育を受ける。少年期にマイルスデイビスのレコードでジャズに目覚め管楽器を手にするようになる。13歳でドラムをはじめ高校卒業後、シカゴ音楽大学に籍を置き音楽への理解をさらに深める。東京に戻り、2002年『JiLL-Decoy association』を結成しリーダーを務める。2013年にはアルバム『ジルデコ5』が「第55回日本レコード大賞」の<優秀アルバム賞>を受賞。A-HAの「Take on me」をジャズアレンジしたMVが話題を呼び、海外のテレビでも紹介される。ビルボードライブ東京、東京ジャズや日本全国のジャズフェス、国内最大級のロックフェスRISING SUN ROCK FESTIVALにも出演し、唯一無二の存在を確かなものにした。2023年にデビュー15周年という節目を迎え「ジルデコ10~double~」をリリース。“バンド” という枠を超え、新たなプロジェクトチームとして再生し、時代の二面性をデザインする。本作ではアンタキヤ国際映画祭において最優秀映画音楽賞を受賞

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